アファンの森・お山の発電所 視察研修(2016年7月16日)

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アファンの森視察研修

長峰山絆の森の主林木はアカマツですが、その下層には多様な広葉樹植生が見られます。この数年、猛烈な勢いでアカマツが枯れていく様を目の当たりにして、アカマツ無き後の森林をどうしていくのかという課題を考えていかなければならないと思います。これまで絆の森で取り組んできた林床整備では、遊歩道から見通しを良くして訪れる人が安心して歩けることに重点を置いてきました。その結果、馬車道周辺では野鳥の姿を観ることが少なくなってしまいました。専門家から「林床をきれいにしすぎて藪が無くなったためではないか」とご意見をいただき、多様な広葉樹種を適宜活かしつつ、下刈りと林床整備をどの程度おこなうかが課題となっていました。そこで、生態系の再生を目指して30年間森林づくりをされている、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の所有林である「アファンの森」を訪ね、自然生態、調査や整備の仕方等を学ぼうということになりました。
安曇野市では昨年から里山再生計画が実施され、2年目となる今年は里山再生の方向性、その手法、市民参加等についての課題を模索しながら、5つのプロジェクトが精力的に進められています。今回の研修については、プロジェクトの一つ「里山学校」に関係する協議会委員も含め、安曇野市耕地林務課職員、松本地方事務所林務課職員も一緒に見学し、研修させていただくことになりました。
また、木質バイオマスの利用として安曇野市のアカマツも搬入されている長野市飯綱の「お山の発電所」も併せて見学させていただきました。

アファンの森視察研修

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