長峰山発_11月

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写真は、今天平の森に建設中の薪ボイラー「ガシファイアー」で、高さ1.85m、幅0.9m、奥行き2m。
大きさの割には薪を入れる空間が意外に狭いというのが初めて実物を見た人達の印象だ。この器の中に「二次燃焼室」と言われる空間や500リットルの水タンクを含むためである。
安曇野市が長野県で初めてこれを導入したのは、最近急速に進む松枯れとの絡みがある。山の中で進む松枯れにも心は痛むが、町や神社で進む松枯れはもっと深刻である。枯れて倒れれば人的被害になりかねない。明科地区のこうした松は今、森林組合により下押野の土場に集められている。ここで、私を含む3人の作業者がせっせと薪を作っている。
松枯れの松はもう用材にはならない。しかし、これからこの種の松は大量に発生してくることは目に見えている。ならば薪として燃やすことで人間生活との接点を見いだせないか。これはある意味壮大な計画である。なぜなら、山の神様の警告を人間が対抗するのでなく受容しているからである。
私の耳にはどうも聞こえてしょうがない山の神様の警告、それは単一な樹種の森づくりは危ない、である。