【森林整備活動】
日 時:3月20日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
【森林整備薪材活用グループ活動】
12:00~13:30
参加会員:8人
活動場所:二十三夜塔上の作業道
活動内容:作業道整備
二十三夜塔上の作業道にて、松くい虫の倒木の処理班2人とロープウインチによるクリ・コナラ・ニセアカシアの倒木引き上げ班6人とに分かれて作業を行なった。
倒木処理は前回と同様に行い、他の倒木3本の引き上げは下記の流れで行なった。
①谷間の倒木の処理(根の切り離しや枝払い)
②ロープウインチを設置する木(直径30cm程度)を選定し、幹根元にエンジンウインチを固定。
③ウインチを設置した木の幹上部の太い枝にウインチから出るロープが付いた滑車を取り付け、ロープを持って谷側に降り、スキッドコーンへ通し、ロープと処理をした倒木をワイヤーとカラビナで結び、スキッドコーンへ通し、ロープウインチを始動させ引っ張りあげた。
(2022年4月通信第235号より)
スキッドコーンがあるおかげで、引き上げ経路上にある障害物などにはひっかからずスムーズに引き上げができた。ただ、重量が重い木の引き上げ時は、エンジン音が高くなり、負荷がかかっているようだった。
太い倒木はある程度玉切りにして、分けて引き上げた方がロープウインチに負荷が少なくてよいと感じた。
また、ロープウインチの使用後半はチョークを入れたままエンジンを稼働させたため、燃料かぶりがあり、正常に使用できない時間帯があった。
今後は同様の操作ミスをしないように使用し、作業効率を落とさないようにしたい。
引き続き林産物活用として、薪材活用グループの4名が作業道へ引き上げた倒木3本の玉切りをして搬出した。
※ロープウインチやガイドブロック(滑車)は、設置可能な場所・位置・強度・作業性などを考慮し、作業場所により設置位置を決定する。
また、材の引き上げ中、倒木・岩などにはまり上がらない時、別の場所に材を上げる時など、引く方向を変える為ガイドブロック(滑車)を新たに別の位置に取り付けたりもする。