1 森林の整備
人工林の整備を考えよう
森林の動植物調査をもとに、どのような整備をすれば、その環境に適した森づくりが行えるか検討します。また地主さんや地域のご意見を伺い、その想いを大切に進めています。大事な資源だからこそ、丁寧な施業を心がけています。
2 環境保全
多様な環境を維持していこう
「絆の森」は、烏帽子峰の尾根や縄文人が暮らしていた天平自然園、そして、かつて水田だった沢すじと変化に富んだ環境です。それぞれの特徴を活かして一帯を手入れしています。それらをつなぐ1.5キロの遊歩道では、いろいろな生きものの観察が楽しめます。
また「蝶の森」では、チョウを指標にした森づくりをおこなっています。森の中には「チョウの道」を通し、間伐をおこない、かつての明るい里山が再生しました。また森の中には小さな草原もあり、そこは在来植物を復活させた草原です。
3 環境教育
森と人をつなげたい
五感をフル活用するプログラムを通して、里山の魅力を体験していただき、自然のすばらしさや大切さを伝えています。トレッキング、森の学校授業・遠足など子どもから成人向けまで幅広いプログラムで環境学習の支援を行っています。
4 人のつながり
里山と関わりのある人を支援しよう
私たちは、里山に暮らしてきた人々から、自然を活かす知恵や技も教わっています。その土地の風土に添って、ものを活かし、自らが創りだしていくことの大切さを気づかせてくれます。里山の自然と人に交わり学ぶ活動を通して、私たちの暮らし方も見直していきたい。
5 林産活用
森の恵みを活かしたい
もっと森の木を活かしたい!木と仲良くしたい!そんな思いから、森の木に名札を付けています。使うことで、木が好きになり、森につながる人が増えることを願って、暮らしの中で楽しめる物を作っています。